目隠しフェンスにかかる外構費用は?基礎知識を徹底解説!
新築や中古の住宅に関わらず、お庭のある家ではプライバシーの関係で、目隠しが必要となるケースが多くあります。いざ目隠しフェンスを設置しようとなると、外構にかかる費用が気になりますよね。
こちらの記事では、目隠しフェンスの外構について「費用を予算内におさめたい」「目隠しフェンスについて、わかりやすく教えて欲しい」という方に向けて、詳しく解説していきます。目隠しフェンスの外構知識を知り、納得した費用でできる方法を、一緒に見ていきましょう。
1.目隠しフェンスのメリット・デメリットは?
まずは、目隠しフェンスを設置した場合のメリットやデメリットについて、お伝えしていきます。
1-1.メリット
・プライバシーを守れる
・防犯対策や安全性を確保できる
・おしゃれな外観や庭づくりができる
やはり、目隠しフェンスの最大のメリットは、家のプライバシーを守ることにあるでしょう。目隠しフェンスを設置することで、お庭が丸見えになるのを防いだり、道路からの視線を遮ったりと、外からの視線を気にすることなく、快適な暮らしが可能になります。
他にも、不審者が入りづらくなるという利点もあります。お庭と道路の間に境界線ができるため、子供やお孫さんが遊びに来たときに、飛び出しや事故を未然に防ぐことにも繋がります。防犯対策だけでなく、安全性も確保できるのはうれしいメリットですよね。
また、目隠しフェンスの選び方次第では、おしゃれな外観や庭づくりにも期待できます。フェンスの素材や雰囲気を、家の外観と庭を一緒にトータルコーディネート。こだわりのある素敵な空間が広がりますよ。
1-2.デメリット
・日当たりと風通しが悪くなる
・圧迫感や閉塞感がある
目隠しフェンスを設置するなら、デメリットについても考慮しましょう。目隠しフェンスの種類によっては、日当たりや風通しが悪くなるリスクがあります。ガーデニングや植栽をしている場合、植物が育ちにくくなる可能性もあるでしょう。目隠しフェンスと植物とのバランスを考えて、計画的な庭づくりを心がけていきましょう。
特に、高い目隠しフェンスでは、圧迫感から庭が窮屈に感じたり、お隣と閉塞感が出てしまったりするケースも少なくありません。このようなときは、植栽を組み合わせることで、目隠し効果を十分に確保しつつ、圧迫感や閉塞感をカバーしていきましょう。
2.目隠しフェンスにかかる外構費用
目隠しフェンスにかかる外構費用は、庭や立地、環境条件によっても大きく異なります。新築の住宅で周囲をフェンスで囲いたい場合、材料費や基礎などを含めると、100万円以上の外構費用がかかることもあります。費用を予算内におさめたいなら、まずは高さや幅、素材、施工方法から、検討していきましょう。
2-1.高さ・幅
目隠しフェンスは、高さ・幅ごとに、費用が変わります。コンパクトなフェンスを選べば材料費が浮くので、その分費用も安くすみますよね。さらに、予算内に費用をおさめたいなら、最低限目隠しができる大きさを選び、足りない部分は植栽で補う方法もおすすめです。プライバシーを守るだけでなく、自然な庭づくりができますよ。
2-2.素材
目隠しフェンスの素材には、アルミ、スチール、樹脂、天然木などがあります。中でもスチールは費用がもっとも安くてお手頃。軽量で衝撃にも強い特徴があります。外構費用を安くすませたいなら、スチール製のフェンスがおすすめですよ。
アルミはデザインが豊富にあるため人気が高く、新築の外構では多く取り入れられています。費用は比較的安い素材ですが、デザインによって価格帯が大きく変わります。
樹脂のフェンスも商品によってかかる費用はさまざま。天然木のような雰囲気を取り入れながらも、メンテナンスやお手入れが簡単なのは、うれしいですよね。草花や植栽との相性がいいので、自然のある庭づくりをしたい方にはぴったりでしょう。
天然木を使ったフェンスは、本物の木ならではの趣がある素材ですが、耐久性が悪いため、数年後にリフォームが必要になります。初期費用は安くすんでも、新たにリフォームするとなれば、費用はかさみますよね。天然木を使う場合にはリフォームが必要と割り切って、木の肌触りや温かさを活かした庭づくりをしましょう。
2-3.施工方法
目隠しフェンスを設置するには、柱を固定するための基礎が必要になります。基礎によって外構費用も変わるので、こちらもチェックポイントです。
基礎には大きく分けると、ブロック基礎、独立基礎、コンクリート基礎の3種類があります。独立基礎はもっとも費用がリーズナブルで、次にブロック基礎、コンクリート基礎の順に費用が高くなります。
他にも、既存のフェンスをリフォームする場合には、撤去費用や廃材処分にかかる費用も出てきます。外構費用は施工方法によっても大きく左右されることを理解しておきましょう。
3.業者による費用の違い
業者によっても、外構費用は変動します。新築の場合、外構費用を住宅ローンに組み込めるので、ハウスメーカーや工務店に外構をお願いする方が多いはず。しかし、前述の場合だと、外構工事は専門の業者に依頼していることがほとんどで、利益を上乗せしている分、費用が高くなりがちです。
一方で、直接外構業者にお願いをする場合は、外構費用が安くすみ、幅広い提案が期待できます。両者の違いを知り、信頼できる外構業者選びの参考にしてくださいね。
4.まとめ
今回は目隠しフェンスのメリット、デメリット、費用について解説しました。目隠しフェンスを設置するには、実用面・景観面を考えると、さらに専門的な知識が必要です。さまざまな提案をしてくれて、費用の相談にも柔軟に対応できる外構業者を選び、納得のいく目隠しフェンスを設置しましょう。
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