【目隠しフェンスの強度・耐久性】素材・種類別6選を解説
戸建住宅では目隠しフェンスの需要が高く、設置している方が多くいます。しかし、近年は地震や台風、強風などの自然災害が増えているので、設置した目隠しフェンスがどのくらいの耐久性があるのか、心配に思う方もいるでしょう。
こちらの記事では、目隠しフェンスの素材・種類別の強度や耐久性について、詳しく解説していきます。是非、安心できる新たな目隠しフェンスの設置や、既存のフェンスの補強などに役立てて下さいね。
目次
目隠しフェンス【アルミ形材】①横・縦格子
アルミ形材の目隠しフェンスは、横格子と縦格子のデザインが多くの戸建住宅で使われています。素材自体は比較的軽く、加工や設置がしやすいです。費用を抑えるべく、DIYする方も多くいます。また、強度や耐久性はとても強く、丈夫で長く使えて安心。格子の隙間が大きいほど風通しが良くなり、強風の影響を受けにくくなるでしょう。
目隠しフェンス【アルミ形材】②ルーバータイプ
ルーバータイプは前から見ると完全に目隠し。けれど、風が抜けるように計算されているため、全く隙間がないフェンスとは違い、風の影響を少なくする効果があります。
また、各メーカーのフェンスによっては、風速30〜40m/秒相当まで耐えられる耐風圧モデルもあります。その分通常のルーバータイプより少し費用が高くなりますが、自然災害を考慮したり、風を受けやすい場所に設置したりする場合に役立つでしょう。
目隠しフェンス【アルミ】③アルミ鋳物
アルミ鋳物は他の素材と比べて、重さがあるのが特徴です。目隠し効果はほとんどありませんが、植栽と組み合わせることにより、おしゃれな外観づくりと目隠しが可能になります。
強度が強く、何十年と使用できるのも安心できるポイント。ただ、費用は基本的にアルミ形材よりも高くなるという点を把握しておきましょう。デザインが豊富なので、個性ある外観づくりにも活躍します。
目隠しフェンス【スチール】④メッシュ
スチールのメッシュフェンスは費用が安く、耐久性もあることから特に人気があります。こちらも目隠し要素はないため、防犯性を高めたり道路やお隣との境界にしたりする目的で多く活用されます。
しかし、スチールの材質上、衝撃に弱いデメリットがあります。物が飛んできた場合にはへこんだり、破損したりするケースもあります。スチールフェンスの柱の素材は、強度を高めるためアルミが使われていることがほとんど。ですから万が一、メッシュフェンスのみが破損した場合は、その箇所のみを付け替える方法もおすすめです。
目隠しフェンス【樹脂】⑤横・縦格子
樹脂製の目隠しフェンスは、最近は木目調のものも多く、本物の木のような質感が魅力です。格子タイプのデザインは庭に風や光を取り入れることができ、自然溢れる庭づくりにも一役買います。また、横格子や縦格子は前述した通り、隙間が大きいほど風に当たる面積が少なくなるので、強風による影響を軽減できるでしょう。樹脂は雨に強く腐る心配もないので、耐久性が高いのもメリットですね。
目隠しフェンス【その他】⑥天然木
目隠しフェンスに天然木を使ったラティス、横・縦格子などは、ホームセンターなどでも手に入りやすく価格もお手軽です。施工もDIYでできる事も多いでしょう。しかし、雨風で腐食し、だいたい2〜3年で買い換える必要があるため、長い目で見るとあまりおすすめできません。
ただ、天然木の中には、耐久性の高い高級木材「ウリン」を使った目隠しフェンスもあります。鉄のような強度を誇り、耐久性も素晴らしいといった特徴を持ちます。天然木材ならではの風合いを活かしたい方は、高級木材を検討してみるのもおすすめですよ。(こちらはホームセンターなどで売っていることは少ないですね)
まとめ
目隠しフェンスに使われる素材・種類別の強度や耐久性などを紹介しました。強度のあるフェンスを使えば、自然災害はもちろん、腐食や劣化による倒壊の危険性が減るので安心感があります。ただ、種類や料金が千差万別となりますので、既存の目隠しフェンスに不安がある方は信頼できる外構業者に一度、相談をしてみてはいかがでしょうか?
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