暗くならないお庭の目隠しアイデアとコツ!自然な採光をとる方法
お庭づくりで、採光を考えると目隠しが足りず、目隠しを考えると隙間が多くて不安になるという人は意外に多いのではないでしょうか。
「自分が気に入った目隠しでは対策できない…。」と妥協して目隠しを選んでしまうと、失敗や後悔をするケースもあるため、できるだけ採光しやすい目隠しを探したいものです。
ここでは、自然光を生かせる目隠しの種類をご紹介しますので、一緒に日当たりのいいお庭作りを考えていきましょう。
採光がとれる目隠しの種類
目隠しに利用される素材の中には、光を透過できるものと、素材を利用して上手に採光の調整をするものがあります。
どちらも、適度に採光がとれる目隠しですので、設置場所や範囲に合わせてベストなタイプを選んでいきましょう。
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半透明パネル
光を透過しながらも、外部との視線が合わない目隠しが「半透明パネル」です。
小さい範囲でも使いやすい目隠しの一つで、ウッドデッキやテラス、ベランダや勝手口などにも使用されています。
半透明パネルを視線の高さに合わせて設置すれば、下のスペースを開けて通気性も確保できますし、アルミフェンスなどと組み合わせて設置してもいいでしょう。
外からはシルエットは映りますので、家に人がいることも分かり、防犯的にも安心です。
半透明なので、少し高さがあっても圧迫感も感じにくいメリットがあります。
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縦格子フェンス、ルーバーフェンス
縦格子のフェンスは、細い格子の間のいくつもの隙間から光を通すので、高さがあっても圧迫感が少なくおすすめです。
但し、真正面からの目隠し効果は薄いので、斜めからの目線が気になる場所に使ったり、内側に植物で補ったりするのが良いでしょう。
ルーバーは、羽板に角度をつけて平行に並べた目隠しを指しています。
室内用は浴室や勝手口などに使用されており、羽板を動かし開閉できるタイプが主流。一度は目にしたことのある人も多いでしょう。
お庭で使われるルーバーは、羽板を動かせないものが多いですが、目隠し効果は抜群で圧迫感が比較的少ないタイプもあります。仕上がりもすっきりと収まりますよ。
縦格子フェンスやルーバーは格子材や羽板の隙間から光が差し込み、また風もある程度通るので、状況によってはフェンスの内側に花や植物を植えることも可能です。
採光と目隠しを両立させるためのコツとアイデア
採光と目隠しを兼ね備え、かつお庭の中に取り入れやすい製品や素材が1セットになっていれば良いのですが、お庭は1件1件状況が違うのでアイデアが必要です。
そのコツは、上記でご紹介した素材などを組み合わせる方法です。
以下にご紹介します。
半透明パネル+他素材
半透明パネルはとても便利なものですが、そればかり並べると無機質な空間に
なりがちです。そこで、縦型や横型のフェンスや石調の壁、屋根材などと組み合わせるとお庭に陰影ができ、また立体感を持たせることができるので居心地もグッと良く
なりますよ。
(参照:LIXIL プラスG)
縦格子フェンス+植栽
隣家や道路などからの目隠しをしたい場合、フェンス材を敷地の幅いっぱいに施工す
るのも1つですが、お庭の中が暗くなり過ぎたり、何より費用が高くつきます。
それにお隣に圧迫感を与えてしまう心配もありますね。
そこで、優先的に目隠ししたい箇所はフェンスなどの製品をしっかり施工しつつ、それらの間は植栽でつなぐという方法がおすすめです。
採光性を考えれば、フェンスは縦格子タイプがおすすめ。風通しもあるので、内側に庭木を植えたり花壇を作ることもできます。
このようにすれば、ナチュラルな雰囲気も残しつつ楽しめるお庭が作れますよ。
まとめ
庭の目隠しは、どうしても視線を遮ることに注力しがちですが、ガチガチに目隠ししてしまうと採光がとれず、庭全体を状上手に活用できません。
目隠しも日当たりも確保できれば、ガーデニングや植木などもイキイキと育ち、ストレスを感じずに過ごせるようになります。
暗くならないお庭にしたいと考えているなら、フェンスなど色々な製品を組み合わせたり、植栽をどう組み合わせられるかなど、施工業者さんへ相談してみてくださいね。
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